複数のボスモンスターが待ち受ける新インスタンスダンジョン「復活の祭壇」
天舞の実装後,新しく追加されたクエストをある程度進めていくと,新フィールドの白青山脈に位置する「江流都」という町にたどり着く。この町には,いくつかのダンジョンの入り口が用意されており,今回新しく追加された「復活の祭壇」もここから入場することになる。ほかの入り口は固く閉ざされていたので,今後のアップデートで追加されるのだろう。
復活の祭壇は,蛇をモチーフにしたダンジョンとなっており,敵が蛇の姿で登場するだけでなく,マップの形もどことなく蛇っぽい。ダンジョンの難度は,50レベルに到達したキャラクターを中心に編成したパーティならば,(ラスボスを除けば)それほど苦労せずに進めるレベルだ。ボス戦にはギミックがあって攻略法を見つける必要があるが,道中はザコ敵をなぎ倒して進めばとくに迷うことはないだろう。
では,登場するボスモンスターについて詳しく見ていこう。
・ワンソー
強靭な肉体を持つモンスターで,毛玉戦士を無尽蔵に呼ぶ能力を持つ。面白いのは,このボス部屋の外周にあるガイコツのオブジェクトから,無限に弾を撃てるマシンガンのような武器を拾えること。このマシンガンは,毛玉戦士を掃討するのに適した武器となっているのでうまく使おう。
・ジャラカン
オシャレな髪型に思わず目がいってしまうジャラカンは,強力なパンチに加え,冷気を操る術で攻撃してくるモンスターだ。防御不可の雪だるま攻撃が厄介なので,抵抗技を使うか,攻撃範囲から出るかして,うまく回避すること。
・ササングン
ササングンは体力のある呪術師型のモンスターで,多彩な攻撃でパーティを苦しめる。定期的に毒針を用いた防御不可の攻撃を繰り出してくるので,攻撃パターンを見極めて戦いたい。全方位にダウン攻撃を行う技もあるので注意が必要だ。
・チュチュ
本体の攻撃力が高いだけでなく,蛇鱗トーテムを召喚するというトリッキーな動きも持ち合わせる。蛇鱗トーテムは,放置しておくとザコ敵が大量に沸いてしまうので,チュチュをトーテムの方向にうまく誘導し,チュチュの突進によってトーテムを破壊しよう。
・ラスボス 邪魔皇后
復活の祭壇のラスボスは2体存在し,どちらから倒しても良い。邪魔皇后は,しっぽを振り回して強力なダウン攻撃を行うボスだ。体力が減ると,前方広域に効果がある石化攻撃を使ってくるので,敵の背後から攻撃することを心がけたい。また,定期的にザコ敵や氷柱を召喚してくるので,そちらの処理も忘れずに。氷柱を放置しておくと周囲にダメージを与えてくるので,部屋の隅にある火炎放射器を使って効率的に壊していこう。
・ラスボス 刃鱗のサルミューサ
もう1体のラスボスである刃鱗のサルミューサは,邪魔皇后よりも明らかに強力な能力を持つモンスターで,多彩な攻撃パターンを持つ強敵だ。攻略のキモになるのは,ボスの周囲にある魔方陣のような場所に出現する3種類のトーテムだ。サルミューサは,それぞれのトーテムの力で自身を強化して戦うので,これを無効化していく必要がある。
なお,気になるクリア報酬については,アクセサリーの製作に必要な素材が入手できるとのこと。まずは,クリアすることを目標にダンジョンに挑戦し,慣れてきたら素材を狙って周回することになりそうだ。
衣装好きのプレイヤー向けに,着替えが楽になる「衣装タンス」が追加
ブレイドアンドソウルの倉庫には,一般的な倉庫のほかに衣装専用のタンスがある。ただ,冒険中に着替えをする場合,自前のインベントリに入れて持ち歩く必要があり,頻繁に着替える人だと衣装アイテムだけでインベントリが圧迫されてしまう。プレイヤーから運営に対して,「衣装によるインベントリ圧迫をなんとかしてほしい」という要望も多く寄せられていたのだとか。
そうした意見を汲んで今回導入されるのが「衣装タンス」だ。具体的には[F3]キーに「タンス」という新しい機能が割り当てられており,ここに今まで入手した衣装をすべて格納できる。これを使うと,衣装をこれまでの倉庫に入れる必要はなく,いつでもどこでも預けたり引き出したりして,着替えることができるのだ。また,この衣装タンスは,カタログのように利用でき,持っていない衣装であっても,試着して見た目などを確認できる。もともと衣装の造型に定評のあるタイトルだけに,この試着機能を歓迎するユーザーは多いだろう。
なお,これまで衣装しか預けられなかった倉庫のタンスは,新しく「補助」という収納場所に変更され,ほかのアイテムも収納できるようになる。
白青山脈にある新しい戦いの地「霊石草原」
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ブレイドアンドソウルには,天下を分ける二大勢力として「武林盟」と「渾天教」があり,プレイヤーもその門派に加入することになる。二大勢力は,フィールド上で敵対勢力と戦闘が可能になるが,白青山脈にある「霊石草原」はその専用フィールドとして機能するようだ。
霊石草原での戦いは,準備→占領/採掘→決戦という4つのフェーズに分かれて行われる。
占拠フェーズでは,自分の所属する門派の技術者,武林盟なら「クウダ」,渾天教なら「セルジュ」を護衛しつつ,相手勢力の技術者を倒すことが目的となる。先に相手勢力の技術者をすべて倒せば採掘フェーズへと移行し,お互いの技術者が生き残った状態で一定時間が過ぎると引き分けだ。
採掘フェーズでは,技術者が生き残った側が採掘法機を出して採掘を開始する。逆に技術者を倒されてしまった勢力は,その採掘法機を破壊するのが目的だ。
どちらかの勢力が,採掘フェーズで累積3回成功したら,決戦フェーズに移行することになる。この決戦フェーズでは,双方にネームドキャラクターが出現し,これを先に討伐した門派が勝利を収めることになる。
人数が必要な対戦コンテンツなので,今回実際にプレイすることはできなかったのだが,準備から決戦までの各フェーズは,開催時間などは定められておらず,24時間休むことなく進行されていくという。決戦フェーズでの報酬は,勝利時と敗北時に違ったアイテムが用意されているとのことだ。
ジン族専用の新職業「邪術士」
天舞の目玉として,ジン族専用の新職業「邪術士」が追加される。邪術士は,お札による遠距離からの攻撃と,召喚術を駆使する職業だ。既存の召喚士と異なるのは,召喚している本人がサポート役というわけではなく,高い戦闘力を持つということ。近距離から遠距離まで強力なスキルを備えており,ハッキリ言って相当強い。
近距離でとくに効果を発揮するのは「防弾符」というスキルだ。防弾符は,前方をガードできる防御壁を展開するスキルなのだが,再使用までの時間が極めて短く,展開中にクールダウンが終わってしまうほど。防御壁が切れたらすぐに再展開することも可能で,とくに対モンスター戦で使いやすい。ほかにも,防弾符中に攻撃してきた敵を跳ね飛ばすスキルや,5秒間5回の攻撃を無効化するスキルなども所持し,生存能力は高そうだ。
遠距離では,高威力の「暴魔霊」が強力だ。敵をダウンさせたときに発動できる「強奪」を使うと,暴魔霊の再使用時間がリセットされるため,連射が効くのも嬉しい。もちろん,本人が戦っている間,召喚した冥界の獣に攻撃させておくことも可能だ。
さらに邪術士は,パーティメンバーを大幅に強化する「降神」というbuffスキルも所持している。これは,パーティメンバーのクリティカルダメージや移動速度などを上昇させ,さらに武功の再使用時間をリセットさせるという強力なもの。再使用時間は3分と長いが,パーティ戦でも間違いなく活躍できるだろう。
全体的に高性能なスキルが多く,ただ連打するだけでも強力なので,初心者でも扱いやすい職業といえるのではないだろうか。
降神を発動すると,翼のようなエフェクトが追加される
天舞はブレイドアンドソウルで久しぶりの大型アップデートとなるが,前回からの空白期間が長かったぶん,かなりボリュームのある内容となっている。久しぶりにアップデートされるメインストーリーのクエストを進めるのも,邪術士で新しく冒険をスタートするのもいいだろう。
ちなみに,アップデートが行われる3月1日は,エヌ・シー・ジャパンのポータルサイトで行われている謎のカウントダウンが終了する日。こちらも何が起こるのか気になるところである。
ブレイドアンドソウル 育成代行