八年安全運営の安全サイトです、ESO RMT
2016年6月23日,ついに「エルダー・スクロールズ・オンライン」(PC / Mac:以下,ESO)日本語版が発売開始された。サーバーは北米版と同じなので,日本語版をインストールすれば,すぐにゲームに参加できる。いや,もちろん,英語版サービスであればこれまでも参加できたのであるが,ゲーム中のテキストやUIなどがすべて日本語化されるというのはちょっとした感動である。
今回は,一足お先に日本語版のゲームクライアントでテストプレイをする機会があったので,簡単なプレイレポートと序盤の注意点などをまとめてみたいと思う。
すでにゲームを開始している人もいるだろうが,これから始めるという人は参考にしてみてほしい。
さて,最初に軽くゲームの紹介をしておこう。ESOは,The Elder Scrolls(以下,TES)シリーズの命脈を受け継ぐMMORPGだ。ゲームを起動してキャラクターを作成すると,プレイヤー達はタムリエルの地で生きていくことになる。
まあ,シングルプレイのTESシリーズもそんな感じではあったのだが,マルチプレイヤーとなると,当然ながら協力してクエストを進めたり,力を合わせて敵の軍勢と戦うような要素が詰め込まれている。用意されたシングルプレイ用のシナリオは膨大なので,そちらだけ進めていったり,生産関係を極めたりといった楽しみ方もできるのだが,本作の最大の目玉になっているのはやはり大規模対人戦のフィーチャーであろう。
日本版が始まると聞いてまず心配したのは,本作の対人戦のエリアが広すぎることだった。生半可な人数では日本サーバーができても対戦は盛り上がらないのではないかと危惧していたのだが,サーバーは北米ということで,海外版のプレイヤー勢と同じサーバーで戦うのであればなんの問題もない(活動時間帯は違うかもしれないが)。
TESの世界観による重厚なストーリー,自由度の高さ,アクション戦闘,そして大規模対人戦が本作のウリであると言ってよいだろう。「World of Warcraft」以降,世界規模で大きな盛り上がりを見せるMMORPGというのはほとんどなかったのだが,本作はかなりいい位置につけている。どっぷりハマれるMMORPGを求める人にはぜひ試してもらいたい作品だ。