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ネクソンは本日(2015年10月1日)15:00に,MMORPG「Tree of Savior」のクローズドβテストをスタートした。本日から10月5日までの5日間,決められた時間にテストが実施される予定だ。
本作に注目し続けてきたという人にとっては釈迦に説法かもしれないが,改めて簡単に紹介しておこう。本作は,「ラグナロクオンライン」を生み出したキム・ハッキュ氏率いるIMC Gamesが開発中のMMORPGだ。韓国でもまだクローズドβテストの段階であり,この状態で日本でもプレイできる機会が訪れたのは驚きだが,ネクソンによると日本での正式サービスは2016年中を予定しているという。
本作の大きな特徴となるのは,やはりラグナロクオンラインを彷彿とさせる,可愛らしいドット絵グラフィックスを採用していることだ。また,グラフィックスだけでなく,ゲームシステムなども含めて「クラシカルなMMORPG」を目指しており,かつてのMMORPGが持っていた面白さを再構築しているというのは,インタビューで開発統括を務めるキム・セヨン氏が語ったとおりだ(関連記事)。
一方,本作はもともとアクションRPGとして開発がスタートしたタイトルなので,いわゆるクリックゲーム的なものではなく,アクション主体のバトルシステムとなっている。こうした最新のMMORPGとして作り込んである部分と,クラシカルな部分が融合しているのは,本作の魅力の1つだろう。
今回のクローズドβテストの参加枠は,希望者多数により倍増したものの,わずか2000名。おそらく狭き門だったと思われるが,運良くテスターに選ばれた人は,期待の2DMMORPGをさっそくプレイしてみよう。