ネクソンは2019年3月20日,同社の日本国内におけるモバイルゲーム事業に関する説明会「NEXON Mobile Media Day」を東京都内で開催した。
この説明会では,ネクソンモバイルゲーム事業本部・本部長のキム・キハン氏が登壇。2018年の国内モバイルゲーム市場とネクソンのモバイル事業を振り返るとともに,今後の事業方針や配信予定タイトルについて紹介した。
キム氏は最初に,2018年の国内モバイルゲーム市場について解説。2018年のセールスランキングトップ200タイトルを見ていくと,トップ10タイトルの成長が鈍化した一方で11位~200位のタイトルが売上シェアを拡大。11位~200位のタイトルはジャンルが多様化していった1年だったという。
こうした2018年度のモバイルゲーム事業において,ネクソンではタイトルごとのクオリティアップを重視しながら6タイトルを新たに展開。その中でも大型タイトルとして注力した「OVERHIT」(iOS / Android),「真・三國無双 斬」(iOS / Android),「FAITH」(iOS/ Android)の3本は,いずれもダウンロードランキング1位を獲得し,ゲームカテゴリーのセールスランキングでも20位以内を記録。こうした大型タイトル群を順次リリースしていったことにより,第4四半期ではアクティブユーザー数,売上ともに,モバイルゲーム事業がスタートしてから過去最高の数値を記録したという。