ゲームオンがPC向けにサービス中の「LOST ARK RMT」は,見下ろし視点で展開し,激しいアクションバトルが楽しめるMMO型のオンラインRPGだ。
美麗なグラフィックスと演出で描かれる壮大なストーリーが主軸となる大作なのだが,プレイキャラが戦闘レベル50に到達し,「ベルン大陸」の一定のクエストまで進行すると大量のコンテンツが一気に開放され,そこから何をすればいいのか迷ってしまう面もある。そこで,レベル50到達以降に開放されるコンテンツをまとめつつ,みんながどう遊んでいるのかを紹介していこう。
「LOST ARK RMT」
キャラクターを作成したら,まずは「メインクエスト」を中心に進めてみよう。最初に体験できるのは各クラスの出身地から始まる物語で,これが本作のチュートリアルにあたるパートだ。スキップもできるが,ストーリーを堪能したい人は,それぞれのクラスで一度は体験してほしい。
レオンハートに到着後も,基本はメインクエストを進めていけば迷うことはなく,「!」マークが付いたサブクエストは,スルーして後から受けても進行上は問題はない。ただ,いずれもメインクエストの移動先に合わせて一緒に進められるよう目的地が設定されているので,どうしても急がなければというわけでないのなら,初めてのプレイでは総当たりでクエストを受けるのをオススメしておこう。
なお,サブクエストを全部スルーした場合,途中でクエストのレベル制限に引っかかり進めなくなってしまうはずだ。サブクエストかストーリーで訪れる一部のインスタンスダンジョンなどをめぐって,残りの経験値を埋める必要が生じるはずなので,この点には注意が必要だ。「LOST ARK RMT」
また,ストーリーの進行途中で「ガイドクエスト」を通じて生活スキルを入手し,採掘や伐採などができるようになるが,生活コンテンツで入手できる素材などが必要になるのは基本的にレベル50到達以降なので,あまり気にせず進めていこう。「LOST ARK RMT」
物語が進み,やがて冒険の舞台は大海原へと移っていく。海上には,さまざまな島々が点在するが,これらもレベル50までは気にしなくていい。クエストの進行に沿って進めていこう。
なお,航海協同というクエストが海上で発生(詳細は後述)するが,レベル50に満たない段階ではこれも無理して参加しなくていい。船での移動は修理代などで何かとシリングを消費するので,地盤が固まるまでは出費を控えたいところだ。「LOST ARK RMT」
早ければ“ベルン北部”に入る前に,キャラレベルは50に到達しているだろう。そこからもう少しメインクエストを進めて,ベルン城でのクエストを受ければ,新たなコンテンツが次々と開放されていくはずだ。
それらの中でも,真っ先に挑戦したいのが「カオスダンジョン」になる(※後述するエポナ依頼もチェックしておこう)。最低難度は装備Lv250で挑戦できるが,メインクエストの報酬アイテムを装備していれば,問題なく満たしているはず。なお,カオスダンジョンに挑戦できるのは,1キャラにつき1日2回(※)だけ。
※1キャラにつき,“共鳴のオーラ”を100ポイント所持(午前6:00に回復)しており,ダンジョン1回の進入で50ポイント消費する「LOST ARK RMT」
カオスダンジョンは,大量に出現するモンスターを倒して,装備や強化素材を入手するためのPvEコンテンツだ。内部は3つのステージに分かれており,それぞれのステージで5分以内に一定数のモンスターを討伐すると,次のステージへ移動できる。各ステージですべてのモンスターは倒す必要はなく,ポータルが出現したら移動して問題ない。なお,ランダムで隠しステージへのポータルが現れることもある。
最大4人でのプレイが可能だが,適正の装備であればソロでも十分にクリアできる難度だ。モンスターはそれほど強くないものの,とにかく数が多いため,広範囲の攻撃で敵を殲滅できるようスキルのビルドは確認しておきたい。
記事掲載時点におけるカオスダンジョンで入手できる装備は,どの難度でも変わらず装備Lv302となる。まずは,これら一式を集めることが目標になるだろう。ここからの装備強化が,ある意味で「LOST ARK RMT」における“本番”の幕開けとなるのだ。
また,Lv302以降の装備には“トライポット効果”が設定されており,各トライポッドのレベルを強化できる。トライポッド効果はNPCにより別の装備へ移し替えることができ,最大で3つのトライポッド効果を1つの装備に設定可能だ。なお,Lv+1のトライポッド効果は100%移し替えられるが,Lv+2以降は成功率が下がる。「LOST ARK RMT」
カオスダンジョンで一通りの装備が集まったら,さらなる強化素材の獲得のために「ガーディアンレイド」にも挑戦しよう。
ガーディアンレイドは,文字通りガーディアンと呼ばれるボスモンスターを討伐するコンテンツで,20分以内にフィールドにいるガーディアンを見つけだし討伐するというもの。最低難度の「ウルニル」は装備Lv302以上で挑戦可能だ。
こちらも1~4人での攻略が可能だが,モンスターに倒された場合は1回の挑戦につき全体で3回までしか復活できず,復活回数がなくなった状態で全滅すると討伐失敗となってしまう。
また,“治癒ポーション”(※)は使えず,戦闘に持ち込めるバトルアイテムの数にも制限がある(インベントリからのアイテムの置き換えも不可能)。つまり,バトルアイテムのポーションも使える回数が決まっているわけだ。なお,スタート地点にある拠点であれば,バトルアイテムの使用回数を回復できるほか,スキルの変更なども可能だ。
※LOST ARKには2種類の回復ポーションが存在する。1つは,8秒間で数回に分けて回復する“治癒”ポーション。もう1つは,瞬時に一定の割合のHPを回復するポーションだ。後者は“バトルアイテム”という括りのもので,基本的にドロップなどでは入手できず,クエスト報酬やプレイヤーによるクラフトで入手しなければならない
ガーディアンはHPなどのステータスが確認できない特殊なモンスターで,初挑戦のときは指針がなく,手ごたえが分かりづらい相手だ(なお,討伐に失敗した場合には残りHPの割合が表示される)。ともあれ重要なのは,モンスターの動きを見て,避け時,攻撃時を見極めること。いわゆる狩りゲー要素を本作のシステムに落とし込んだものと思えばいいだろう。「LOST ARK RMT」
ガーディアンを無事に討伐できれば,すぐそばに“魂”が出現する。これは宝箱のようなものなので忘れずに拾っておこう。入手できる魂はすべてのガーディアンを含めて1日に2つまで。未獲得の魂があった場合,休息ポイントが蓄積され,一定量が溜まれば1度の戦闘で2つの魂を獲得できる(1回分の獲得という判定になるので,1日で3~4つの魂が入手できる)。
ベルンでのコンテンツ開放では「エポナ依頼」も重要な要素だ。エポナ依頼には,「毎日依頼」「週間依頼」「評判状況」「ギルド依頼」という4種類の要素が存在する。
毎日依頼はいわゆるデイリークエストで,基本的に1日に3つまでクエストを完了できる(受けるだけなら数に制限はない)。受けられるクエストはサブクエストなどのクリア状況によって追加されるという仕組みだ。この毎日依頼を完了させると報酬として遠征隊経験値やアイテム,そして評判ポイントが得られる。
評判ポイントは評判状況に関連するもので,ポイントが一定数溜まると対象となるクエストに関連した「評判」の段階が上がる。段階ごとに報酬が用意されており貴重なアイテムも手に入るので,獲得できる報酬を確認しつつ,どのクエストを進めるのか考えたいところだ。
週間依頼はいわゆるウィークリークエストで,基本的に1週間に3つまでクエストを完了できる。クエストには,PvEやPvPなどのバトルコンテンツの攻略や生活コンテンツで一定条件を満たすことなどがある。その週で確実にクリアできるクエストを選択しておこう。
エポナ依頼で重要なのは,この毎日依頼と週間依頼を完了させて「週間遠征隊任務」のポイントを得ることだ。このポイントを集めることで「エポナの証」が入手でき,「ゴールド商店」のNPCで“ゴールド”の入った袋と証を交換できる。ゴールドは装備強化のほか,プレイヤー間のアイテム取引でも利用することになるが,入手量は少なく貴重なので,しっかりと貯めておきたい。
ギルド依頼は,文字通り所属するギルドが発行する依頼だ。達成すると週間貢献度などが獲得できる。週間貢献度はギルドマスターが設定した1週間の目標となり,設定ポイントを上回るとアイテムに交換できる「シルマエル血石」というトークンが報酬で得られる。このトークンは特定NPCとのアイテム交換に使用でき,ギルドシステムへの出席やシリングなどの寄付で入手可能なので,できれば早めにギルドに加入して,コツコツと溜めておきたい。
なお,ギルド依頼は複数回受けられるので,クリア後に受けなおすのをお忘れなく。「LOST ARK RMT」