【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】次期大型アップデートのプレイレポートを掲載。新大陸ロヘンデルのフィールドや新ガーディアンレイド「クロマニウム」を紹介しよう

ゲームオンがサービス中のMMORPG【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】で，2020年12月23日に「December UPDATE」が実施される。このアップデートでは，新エリア「ロヘンデル大陸」と新アビスダンジョン「夢幻宮」，そして新ガーディアンレイドを始めとした，カオスダンジョンやキューブなどのPvEコンテンツに上位難度が追加される。

　今回，このアップデートの実装に先だって，テストプレイをすることができた。本稿では，新たな冒険の舞台となるロヘンデル大陸周辺のフィールドや，新ガーディアンレイドを中心にレポートしよう。なお，テストプレイ後に調整が入り，本稿の内容と部分的に仕様が異なる可能性があることに留意してほしい。
 

魔法に優れた種族シーリンが住まうロヘンデル大陸

　最初に，ロヘンデル大陸の位置から説明しよう。ロヘンデルは，ワールドマップの西に位置する大陸で，祝福の地とも呼ばれる豊かな国だ。未だ太初の力を有した土地で，神樹エルゾウィンの加護の下，人々は保守的で自然に根ざした暮らしを送っている。
 

　ロヘンデルでは，魔法に長けた種族シーリンのほか，妖精や精霊などが暮らしている。【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】
 

精霊は人とともに暮らすというよりも，使役されているといった印象だ。人よりも小さな妖精が集まって暮らす里もある。

　すでにお気づきのプレイヤーもいると思うが，ロヘンデルはマジシャンクラスのプロローグの舞台でもある。同じ場所は見られなかったが，移動に巨大なタンポポの綿毛を使ったり，首都ロアルーンに女王アゼナの姿が見られたりと，マジシャンクラスを使っているプレイヤーは，少し懐かしい気持ちになるかもしれない。
 

ロヘンデルを統べる女王アゼナ。クエストをこなしていないので会話はできなかったが，何か問題を抱えているような表情に見える

巨大な綿毛の種の部分を持っての空中移動は，ちょっと安全性に不安を抱かざるを得ない

　なお，どのようにしてロヘンデル大陸へ来られるようになるのかは，まだ秘密。ぜひ，プレイヤーの手で確かめてみてもらいたい。その代わりというわけではないが，ロヘンデル大陸の6つのマップを紹介しよう。
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●銀波湖

　ロヘンデルの玄関口となる港がある。南に港，中央付近は市場があって賑わいを見せている。北側にはモンスターが出現しているので，ロアルーンへ向かう際は気を付けたい。
 

港から中央への移動にはまるでガラス張りのような橋を渡るのだが，その際に橋の下を優雅に飛ぶ半透明の巨大な生物を見ることができる

●ロアルーン

　ロヘンデルの首都ロアルーン。都の北には，ロヘンデルを統べる女王アゼナが住まう太陽の塔がある。都の東側は人工的な建築風だが，西側は巨大な樹木を活かした造りで，自然と文明が対比する構造になっているのが印象的だ。
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太陽の塔は，2階に女王アゼナの謁見室がある。地下には何か不穏の種が潜んでいるようだ

●硝子蓮の湖

　水をたたえた泉が広がるフィールドで，硝子蓮という大きな蓮が咲いている。フィールドの北東は夜陰の森というエリアで，足を踏み入れると突然夜が訪れたように森が暗闇に包まれる。【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】
 

フィールドの北の岩間には，女王らしき人物の石像が祭られた祭壇のようなものがある

●風香の丘

　風香の丘は，妖精が暮らしている緑豊かな土地だ。しかし，凶暴になった精霊に妖精たちが襲われていたり，妖精を捕まえようとする存在がいたりする場所もあり，何か問題が起きているようだ。フィールドの西には人が住む風香の村がある。
 

ロヘンデル大陸とは呼ばれているが，どこも島が空に浮いているように切り立っている。遠目には滝が流れているようにも見え，さながら天然の空中庭園といったところだろうか

●荒廃したゼナイル

　ロヘンデルのなかでも特異な印象を持つフィールド。北西のゼナイルシーリン村は，大量の死霊のような存在が闊歩している。周囲の魔術師の言葉から推測するに，何かの実験の中心地で，その影響により汚染されてしまったようだ。北東には精霊の地と呼ばれる祭壇のようなものがあるが，損壊が激しく地面は血に濡れている。【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】
 

フィールドの中央付近には，月の塔という研究施設がある。内部に破損はあるものの建物としては健在で，多くの研究者が研究を続けている。ロアルーンの太陽の塔と対になっている建築物だろうか？

●エルゾウィンの陰

　神樹，または世界樹とも呼ばれているエルゾウィンの名を冠するフィールド。数多くの神樹守護者たちが，外敵から神樹を守るべく戦っている。青白く光る森はとても神秘的だが，深淵の主カゼロスの配下である夢幻軍団長アヴレシュドに侵攻されており，エルゾウィンは闇の力に浸食されかかっている。
 

夢幻軍団は闇の力で森を浸食しているようで，浸食された生物は見境なく攻撃するようになる

フィールドの奥地にはアークダンジョン「夢幻宮」がある。ここで，神樹を汚染しているアヴレシュドと雌雄を決することになるのだろうか。このダンジョンと，実装予定のアビスダンジョン「夢幻宮」との関わりは，現時点では不明だ

新ガーディアンレイドに挑戦！ 巨大亀「クロマニウム」はまるで大怪獣!?

　続いて，新ガーディアンレイドに挑戦してきたので，その模様もお伝えしたい。

　現在実装されている「ウルニル」「ルメルス」「氷結のレギオロス」「ベルトゥース」の4体は「討伐1段階ガーディアン」にカテゴライズされ，「クロマニウム」「ナクラセナ」「紅蓮の妖狐」「タイタロス」の4体が「討伐2段階ガーディアン」として，今回のアップデートで新実装される。
　この討伐2段階ガーディアンの入場条件は，キャラクターレベル50で討伐1段階ガーディアン4体の討伐。達成装備レベルはガーディアンによって異なるが，装備レベル415以上が必要となる。【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】
 

装備レベル415以上は少々大変なような気もするが，ロヘンデルクリア時には到達できることを祈りたい

　今回のテストプレイでは，新たなガーディアンの一角であるクロマニウムと戦うことができた。
 

クロマニウム戦のマップ。見た瞬間「捜しやすっ！」と思うのは，筆者だけじゃないはず

　クロマニウムの容姿を例えるなら巨大な黒い亀。鈍重そうに見えるが，見た目の印象ほどではなく，意外とよく動き回るのがまたやっかいだ。
 

後ろ足で立ち上がり，倒れ込みながら正面のキャラクターにダメージを与える。モーションは長めなので，横に逃げればダメージを喰らわずにすみそう

動きが止まって口の周りに白いエフェクトが発生したら，正面にブレスを吐く前兆。これを喰らうとかなりの距離をノックバックしてしまうので，正面に立たないようにしよう。背後にいるキャラクターにとっては，攻撃のチャンスだ

　背中の甲羅の一部がめくれ上がっており，そこに集まる赤い光のようなものからフィールドに多彩な範囲攻撃をばらまく。
 

背中からの砲撃パターンはいくつかあり，その1つが1か所に強力な円形範囲攻撃を行うもの。予兆がしっかりと現れるので，すぐにその場から移動しよう

【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】

小さな範囲攻撃を大量にばらまくタイプの攻撃。数が多いだけに安全地帯が狭く，素早い状況判断が生死を分けそうだ

一番やっかいだったのが青白い誘導弾。これを受けると気絶してしまう

　実際に戦ってみたインプレッションとしては，「倒すことはできなかったけど，まあなんとかなるかな？」といったところ。倒せなかったくせにと思われてしまうだろうが，現在までのガーディアンレイドで体験したことがあるような攻撃が多いからだ。
　もちろん，すべての攻撃方法が確認できたわけではなく，また体力が減ったあとにどんな攻撃が追加されるか分からないのだが，ボス戦の基本である「なるべくボスの横か背後から攻撃。範囲攻撃はとにかく逃げる」がしっかりできていれば，なんとか倒せるのではないだろうか。
 

　さて，バトルの次に気になることと言えば報酬だ。クロマニウム撃破で得られる報酬としては，レジェンド等級のアクセサリやアビリティストーンなどが期待できる。「ナクラセナ」「紅蓮の妖狐」「タイタロス」からは，レジェンド等級の上位となるエピック等級のアクセサリやアビリティストーンが入手できるとのことなので，装備の強化が進めば優先的にこちらの3体にチャレンジした方がお得かもしれない。【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】