スクウェア・エニックスは(2021年7月10日),同社のMMORPG「ファイナルファンタジーXIV RMT」(PC / PS5 / PS4 / Mac)の14時間生放送内において「第65回プロデューサーレターLIVE」(以下,PLL)を実施した。すでに速報でお届けしているが,新ベンチマークソフトがお披露目されたほか,拡張パッケージであるパッチ6.0「暁月のフィナーレ」(PC / PS5 / PS4 / Mac)に向けた新たな情報が公開されたので,本稿で紹介しよう。
なお,本PLLは2部構成となっており,後半では「YoRHa:Dark Apocalypse」でおなじみの「ニーア」シリーズの齊藤陽介氏とヨコオタロウ氏を迎えて,スペシャルトークセッションも行われた。
「ファイナルファンタジーXIV RMT」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏
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14時間生放送恒例のコスプレ姿で登場した,ジャイアントビーバーこと「ファイナルファンタジーXIV」グローバルコミュニティプロデューサーの室内俊夫氏
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PLL冒頭に流されたのは新ベンチマークソフトの映像。本来は幕間にローディングが入るが,その部分を省いた映像だけでトレーラー風にまとめたものだ。
FINAL FANTASY XIV: ENDWALKER Benchmark Trailer
毎回,新バージョンの公開とともに配信されているベンチマークソフトだが,以前までは最終的なベンチマークの数値が7500で「非常に快適」と表示されていた。しかし,今回からは15000以上で「非常に快適」と表示されるようになるとのこと。計測方法などは変更していないが,昨今の「FFXIV」の実装状況やPCの性能を鑑みて,最終評価のしきい値を上げたとのことだ。
ベンチマークソフトは2021年7月11日の“16時ごろ”から配信開始の予定。PLL終盤では,これに合わせてスクリーンショットコンテストの開催も告知された(本稿最後のお知らせの項目を参照のこと)。「ファイナルファンタジーXIV RMT」
PLL後半では吉田氏がベンチマークの機能の1つ,キャラクタークリエイトを実機上でデモプレイ。暁月のフィナーレで実装されるヴィエラ族の男性の編集画面が披露された。
ちなみに,各バージョンのベンチマーク公開時には吉田氏自らがチョイスした組み合わせがデフォルト状態に設定されているという。ベンチマークソフトを触った「FFXIV」初見・未見の人にも魅力が伝わるように,イチオシのものを毎回選択しなおしているそうだ。「ファイナルファンタジーXIV RMT」
続いて発表されたのは2021年11月23日にリリースが予定されているパッチ6.0「暁月のフィナーレ」の情報だ。まずは,これまでに発表されている情報のおさらいから始まった。「ファイナルファンタジーXIV RMT」
ここで吉田氏から恒例のチラ見せ情報。今回は各職業の新装備が公開された。
「ファイナルファンタジーXIV RMT」
また,2月に発表されたバトル計算式のデノミネーションについて,実施する理由などが改めて説明された。数値が小さくなるからといって弱くなるわけではないという解説や,よくプレイヤーから寄せられる質問に対する回答。懸念されていた制限解除時の影響については,対象レベルに応じたパラメータ補正が付与されるとのことだ。
「ファイナルファンタジーXIV RMT」