『Blade&Soul RMT』の世界観は、武侠をモチーフに中国テイストで構築されている。とは言え、隅から隅まで中国風というわけではない。水墨画のように淡くかすむ景色を背に、キャラクターが着ている装備品はどこの国のものでもない、摩訶不思議なデザインだ。やや東洋寄りではあるが、そこに西洋ファンタジー風のアレンジが絶妙なバランスでミックスされ、独特の雰囲気を作り上げている
これまで『リネージュ』、『The Tower of AION』といった、剣と魔法の西洋ファンタジーを提供してきた同社にとって、『Blade&Soul Wiki』は意外にも初の東洋ファンタジー作品なのだ。
キャラクター作成後には、移動方法やアイテム&スキルの使い方、武器の装備といった基本操作を学ぶチュートリアルが待っている。チュートリアルの中身はごく一般的なMMORPGのそれと大差ないが、同時にこの世界で今何が起きているのか? そして主人公=プレイヤーはなぜ戦うのか? といった背景ストーリーも同時にムービーで語られた。
小さな村にやってきた謎の女とその仲間が、先ほどまでプレイヤーにアレコレ教えてくれた村人を
殺しにし、人質となったプレイヤーを救うために(たぶん村で一番偉い)老師をも命を落とす。そして唯一助かったプレイヤーは、彼らのための復讐を誓い、仇を探して世界を旅する……というのが『Blade&Soul 最安値』のメインシナリオだ。このあたりはいかにも武侠物の設定だなぁといった感じである。
チュートリアルが一通り終るまで、初めてだと軽く20~30分は必要だが、物語の流れが自然なのでアレコレやらされてる感は少ない。もちろん、2キャラ目以降はスキップも可能だ。
ブレイドアンドソウル RMT