テイルズウィーバー RMT
ネクソンは2014年3月15日,同社がサービス中のオンラインRPG「テイルズウィーバー」のオフラインイベント「ファン感謝祭2014」を東京都内で開催した。
このイベントでは,テイルズウィーバーのBGMを演奏するスペシャルライブ,対抗クイズ大会,そして最新アップデート情報の公開などが行われた。その模様をレポートしよう。
今回,発表されたのは,2014年夏頃までに行われるアップデートの情報だ。まず,3月26日に,いよいよ新キャラクター「ベンヤ」が実装される。彼女は,幽霊として存在していた少女だが,とある指輪の力により人間になったというキャラクターだ。ベンヤには,人間となったあとも幽霊と会話することが可能という設定があり,この能力により,彼女は専用システムの「秘密の小部屋」にて,ゴーストや死神とコンタクトを取れるという。
ベンヤの使用武器は「デスサイズ」と「ホーリーハンマー」の2種類。巨大な鎌であるデスサイズのスキルは,死神を思わせるような効果やエフェクトが付与されており,周囲の敵に持続ダメージを与えるものや,ドクロを飛ばして直線上の敵を貫通攻撃するもの,敵の体力を奪い取るものなどがある。
もう一方のホーリーハンマーのスキルは,範囲攻撃や,巨大なハンマーを召喚するもの,小さなハンマーをいくつも投げるものなどが用意されている。
操作面では,ベンヤはアクションスロットとクイックスロットを自由に設定できるとのこと。
さらにベンヤの実装に合わせて,テイルズウィーバー自体のユーザーインタフェースが改修され,クイックスロットが8スロットから12スロット,2段から3段へと拡張される。
またゲーム内では,3月19~26日には「実装直前カウントダウンイベント ~ベンヤに生命の光を~」が,3月26日からは「ベンヤ育成イベント! ~ベンヤ生誕記念祭~」が実施される予定だ。
会場では,声優の花澤香菜さんが,ベンヤのキャラクターボイスを演じることと,テイルズウィーバーの新主題歌を歌うことが発表された
2014年5月には,新たなPvPコンテンツ「星の戦場」が実装される予定だ。舞台となるのは過去のアノマラドで,プレイヤーは,ゲーム内でウルリッヒ達の革命のあとに勃発した,3大勢力による戦争を追体験することとなる。
このコンテンツは「傭兵訓練」と「星の戦場」本編に分かれており,前者は,多くのプレイヤーが復活を望んでいた「旗取り」をリニューアルしたもの。まだ開発中とのことだが,2vs2から5vs5までのチーム戦が可能となる予定だ。
星の戦場本編は,PvPとPvEが混在する攻城戦で,プレイヤーは国王派と王政派に別れ,共和派の拠点陥落を目指すこととなる。プレイヤーの行動に応じてポイントが加算されていき,拠点陥落時に総獲得ポイントが高い陣営の勝利となる。
攻城戦は,前線拠点の占拠を目指すフェイズ1と,共和はリーダーの討伐を目指すフェイズ2に分かれており,これまでとは異なる戦略/戦術性が求められるという。
そして2014年夏頃には,新地域「オルランヌ共和国」が実装される。また,公開された今後のロードマップでは,3月に既存キャラクターの調整および新サーバー「ブルエット」の追加が行われることをはじめ,2014年夏頃まで,毎月のように調整や新要素の追加が実施されるとのアナウンスがあった。
そのほか,会場では,テイルズウィーバー10周年記念スペシャルライブが行われ,クラシック・ポップス・ユニット「Vanilla Mood」のYUIさんとKEIKOさん,パーカッショニストの服部 恵さん,そしてボーカルのLiaさんが,主題歌「u plus me」をはじめとする楽曲を披露。来場者達は,静かに演奏に聴き入っていた。
またサーバー対抗クイズ大会では,運営チームの提示する難問奇問に,サーバーごとに分かれた来場者が協力して回答するなど,イベントは大きく盛り上がっていた。