ブレイドアンドソウル RMT
2014年4月5日,エヌ・シー・ジャパンの新作MMORPG「ブレイドアンドソウル」のニコニコ生放送「ブレイドアンドソウルLIVE 魅力大解剖 第2回」が行われた。これは,本作の内容を正式サービスに先駆けて紹介するという番組で,3月15日の第1回に続き,今回が2回目の放送となる。番組内では,新情報の発表も行われたので,その内容をまとめておこう。
日本運営プロデューサー兼 開発コーディネーター 五條隆将氏(中央),番組MCを務める せんとすさん(左),みゃこさん(右)
キャラメイク用クライアントのダウンロード解禁は4月11日
ゲームパッケージの詳細なども明らかに
まずは,今回明らかになった新情報から見ていこう。本作はβテストよりも前に,キャラクターメイク部分のみを試せるクライアントの配布が予定されている。キャラクターメイクを試せるのが4月15日からということは,以前にインタビューでお伝えしたとおりだが,クライアントの配布自体は,4月11日に解禁されるという。これは,サーバーの混雑対策のために,ダウンロードを前倒しで行えるようにしたとのことなので,一足先にキャラクターメイクを触ってみたいという人は,事前にダウンロードしておくといいだろう。
ちなみに,ここで作成したキャラクターのデータは保存可能で,その後のβテストや正式サービス時に読み込むことができる。また,このクライアントを用いて「キャラクターデザインコンテスト」が行われることも発表された。各受賞者は特別なアバターアイテムがもらえるほか,参加賞として“サングラス”が全員に配布される。受付期間は“4月15日~25日”となっており,キャラクターを作成したら,とりあえず軽い気持ちで応募してみるといいかもしれない。
次に,5月9日に発売が予定されているゲームパッケージの詳細が明らかになった。「スタンダードキット」(税別 3800円)と,「プレミアムキット」(税別 9800円)の2種類があり,クライアントディスクやプレイクーポン,限定衣装などが特典として付属する。詳細は以下のスライド画像を確認してほしい。
予約受け付けは本日(4月7日)から始まっている。なお,ゲームクライアント本体は公式サイトからダウンロードすることも可能となるので,ゲームパッケージはプレイするために必須というわけではない。
BNS RMT
パッケージ特典に関して五條氏の補足を付け加えると,「“セレクションCD”とはサウンドトラックで,収録曲数はスタンダードキットが10曲,プレミアムキットが20曲」「ドラマCDでは,TVアニメの少し前のエピソードが展開」「作成するキャラクターの名前は,全サーバーを通じて重複不可」「最初のレベルキャップは36」とのこと
続いて,本作に導入されている「活力」システムの説明が行われた。本作ではキャラクターが経験値を獲得していくと活力というパラメータが減っていき,これが尽きると経験値が得られなくなる。活力は毎日リセットされるが,これをプレイヤーに「活力を使い切ったらゲームが遊べなくなってしまうの?」と誤解されないよう,五條氏は仕様を説明していた。
五條氏によれば,本作のレベル上げは比較的手軽にできるようになっているが,その成長だけでは装備が整わず,キャラクターが弱いままになってしまうので,パーティプレイなどで支障をきたす可能性があるという。活力が尽きた場合は,“経験値が得られない”だけで,遊べるコンテンツやアイテムドロップに制限は掛からないので,その間に能力を上げる“宝貝”(パオペエ)や武器の収集/強化,そして金策など,次のレベル帯の冒険に必要な地盤固めを行うのがオススメとのことだ。
剣術士と魔道士の2クラスを実際にプレイ
本作のプレイアブルクラスは,剣術士,拳闘士,魔道士,滅砕士,暗殺者,召喚士の6種類が用意されている。今回の生放送では,五條氏からアドバイスを受けながら,MCを務めるせんとすさんが剣術士,みゃこさんが魔道士を実際にプレイした。
剣術士は,攻守のバランスが取れた近接戦闘タイプのクラスだ。マウスボタンの押しっぱなしによる連続攻撃のほか,敵に瞬時に接近したり,転倒させたり,攻撃を待ち構えて反撃したりなど,さまざまなスキルが習得できる。実際のゲームプレイでは,敵味方が置かれた状況により,各操作キーに対応するスキルがめまぐるしく変わっていくので,放送ではこれを利用した連続コンボを試してみましょう,という流れに。
連続コンボの例として,「ダッシュ攻撃→敵を打ち上げ→空中で連続攻撃→打ち下ろし」や「ダッシュ→ジャンプ→頂点から垂直斬り→敵の背後に回り込んで連続斬り」などが見られた。コンボの種類は非常に多く,自分なりのオリジナルコンボを研究するのがアツいとのことだ。
せんとすさんは,手順を聞いたときは戸惑っていたが,ほぼ初プレイにも関わらず連続コンボを繰り出し,自分でも驚いていた。これを受けた五條氏も「遊んでいるとMMORPGであることを忘れてしまう」とコメント。
一般的なMMORPGと比べると,本作のバトルは戦闘時間がやや長めとなっており,こういったコンボが重要になってくるそうだ。動いている様子を見ると難しそうに思えるかもしれないが,レベルアップの都度,NPCを通じてコンボを覚えていけるので,見た目ほど難しくはないのだそうだ。
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せんとすさんに続いて,みゃこさんが魔道士をプレイ。魔道士は遠方からの魔法攻撃が行える,中~長距離のアタッカークラスである。本作の戦闘は,移動しながら攻撃を行うのが基本だが,逃げながら攻撃したり足止めのスキルなどを使える魔道士は,常に敵との距離を置いて戦えるので生存率が高く,初心者プレイヤーでも比較的遊びやすいという。
もちろん,魔道士用のコンボもいろいろと用意されており,例えば離れた敵を“気”で空中に掴み上げ,そこから投げ飛ばしたり,スタンさせたり,体力を吸収したりできるという。操作するキーの数が少ないこともあって,お手軽にコンボがつながる印象だ。
2人が基本操作を把握したところで,「PvPを行ってみましょう」と五條氏が持ちかける。本作では,フィールド上での無差別PKは行えないが,自分が特定勢力の門下生であることを示す衣服が何種類か用意されており,それを着用している間に限り,敵対勢力のプレイヤーキャラクターとPvPが行えるようになっている。また,インスタンスエリアでのPvPコンテンツは別途用意されているとのことだ。
いざPvPがスタートすると,近くに出現したモンスターがいきなり乱入。こういった遭遇戦では,モンスターや地形などを利用するのも立派な戦術……と2人が考えていたどうかはさておき,3者入り乱れての激戦となり,最終的に魔道士のみゃこさんが勝利していた。
PvPを初体験したせんとすさんは「RPGでここまでできちゃうんですね」,みゃこさんは「楽しかったー!」と感想を述べていた
空中を滑空したり,水面を走ったりできる“軽功”も披露。「自分が魚釣りしてる前でこんなのやられたらキレますね」とせんとすさん
以上を持って,今回の生放送はつつがなく終了した。日本語版クライアントでのバトルの様子がお披露目されたのは今回が初だったので,興味深い内容だったのではないだろうか。放送終了後のアンケート結果も好評だったようだ。
本作のキャラクターが実際にバトルを行っている様子を見れば,MMORPGプレイヤーであればインパクトを受けると思うので,ニコニコ生放送のアカウントを持っている人は,タイムシフトで視聴してみよう。なお,本番組の第3回放送は4月19日 20:00~21:00が予定されている。
Blade&Soul RMT