ブレイドアンドソウル RMT
ストーリー進行の中で筆者が驚かされたのが、工夫されたマップの使い方だ。「ブレイドアンドソウル」のマップはかなり細かくエリア分けがされて、エリアのつなぎ目にはそれとわかるように円形の仕切りが表示されている。エリアをいくつかのサーバーで分けてシームレスにつなぐのは「タワーオブアイオン」や「リネージュ2」でもおなじみの手法だが、「ブレイドアンドソウル」でそのつなぎ目をあえて明確にしてあるのには理由がある。
街にある家は、内部がインスタンスエリアになっているものがある。こういった家では、クエスト進行に合わせて入るたびに中の状況が変わる。さらに、エリア全体も、クエスト進行に合わせて状況が変化する。
Blade&Soul RMT
例えば、あるエリアはゲーム開始当初は海から来た船に襲われて混乱しているが、その事件が終わると平和な村に戻る。しかしさらにストーリーを進めていくと、今後は村が襲撃によって燃え上がり、その事件が終わると再び平静に戻る。
これまでのMMORPGでは、せっかく力を入れたマップが作られていても、クエストをこなす一瞬だけ滞在した後、2度と訪れることがないエリアがたくさんあった。そして事件が起こっている場所では、その事件は永遠に解決されることがなかった。
しかし本作では、オフラインゲームのように進行に合わせて状況が変化しつつ、さらにそれを同じレベル帯にいるプレーヤーと共有することができるという、今までの不満を解消する新システムで文字通り変化するオンラインゲームを楽しむことができる。
ブレイドアンドソウル RMT