既存の「メイズ」とは違った形のダンジョンとして,ほかのプレイヤーと協力してバトルを行うコンテンツとして「第6区域」が公開された。メイズはMOタイプで少人数のパーティで挑むことになるが,この第6区域はMMOフィールドともいえる場所となっていて,数十人の規模のプレイヤーが一堂に会することになる。
入場にレベル制限はないが,内部のモンスターはレベルキャップである55レベルのモンスターだらけの危険な場所だ。いわゆるエンドコンテンツであり,上位装備の素材などを入手するために通うことになりそうだ。
本作ではレベルに合わせて拠点をどんどん移動していくことになるが,4番めの拠点として「ルインフォートレス」がオープンβテストから実装される。
見た目は堅強な要塞都市といった感じで,レベルでいうと40から55まで留まることになる。メイズは7種(35Eposode)追加され,専用のクエストを通じて新たに2種類のサポーター「ルーシー」と「パニッシャーZ:C」を獲得できるとのこと。
なお,メイズに入ると(あらかじめ指定した)サポーターが自動で召喚されるようになった。サポーターを3種以上集めている状態なら,ソロでプレイしていても常時4キャラクターでバトルを行うことになる。
常にサポーターを出しておくのはバランス的にどうなのかといった意見もあったようだが,成長区間のメイズではソロプレイをする人も多いということを考慮し,常時4人体制で戦う仕様に決定したようだ。
サポーターには犬やゴミ箱(中身はハイディンガーという学者崩れの変人)など,一風変わったものもいて,バフスキルはプレイヤーとサポーターのどちらにも適用されることからバトルはかなり賑やかになりそうだ。また,アイテムを装備させたり,プレイヤーの近くに呼び寄せるることができたりとサポーター関連の機能も充実している。
ルインフォートレスからは,ストーリーに絡む新しいキャラクター“ニアソウルワーカー”と呼ばれる4人が登場する。人の姿形をした彼らは敵なのか味方なのか。新しい街で展開されるメインストーリーも楽しみだ。ちなみに,エノックは大阪弁でしゃべるのが特徴で,関西出身の声優さんにお願いしたのだとか。
さらにオープンβテストでは,新機軸のコンテンツとして「カジュアルレイド:ラストカーニバル」も実装される予定だ。ソク氏によると「レイドは重要なコンテンツとして準備を進めていますが,カジュアルレイド:ラストカーニバルはその中で難度が一番低いものです」ということ。とはいえレベル55のキャップ到達コンテンツでもあるので,(ソロでも入場可能だが)パーティ推奨の難度になりそうだ。
なお,制限時間内に特定の場所に移動するとか,オブジェクトを守りながら戦うといった通常のメイズにはないようなギミックが盛り込まれているのが特徴で,オペレーターの音声をヒントに,さまざまなミッションを突破していくことになる。
カジュアルレイド:ラストカーニバルの最後に待つボスは, ワールドプレミアテストでも登場した道化師エドガーの強化版である「マッドエドガー」だ。これを撃破すれば,上位装備の素材が手に入るとのこと。