2020年10月9日(アーリーアクセスは10月6日)にEAから発売されるPlayStation4/PC/XboxOne用サッカーゲーム「FIFA21 RMT」。
定番サッカーゲームの最新作となる本作は、さらに進化したAIや新たなテクニック、各モードの強化などを特徴としています。
本記事では、海外メディアの評価を高評価と低評価に分けてまとめています。
なお本記事は、「FIFA 21 RMT Legacy Edition」として発売されモードも異なるNintendo Switch版を対象としたものではありません。
出典: www.ea.com
世界中のレビューを集めた「Metacritic」のスコアは73点を獲得しています。(2020/10/7時点:レビュー数24件・PS4版)
現時点でどのような点が評価されているのか、詳しく紹介します。
「FIFA21 RMT」では、選手データの更新のほか、ドリブルの駆け引きをより楽しめるアジャイルドリブル、オフザボールの選手のコントロールなど、アクション面で着実な進化を遂げました。
前作から大きな変化こそないものの、各モードでもいくつかの変更点があり、サッカーファンを確実に楽しませるものとして評価されています。
「COGconnected」は、「FIFA21 RMT」は、サッカーファンをシーズンを通して夢中にさせる完全なパッケージ」として、83点をつけています。
サッカーアクションゲームであっても、現実のサッカーシーンのようにゲームを楽しみたいというサッカーファンは数多くいます。
「FIFA21 RMT」のキャリアモードは、そんな期待に応える進化を見せています。任意のタイミングで試合に介入できる「インタラクティブマッチシミュレーション」はそのひとつで、シミュレーションとアクションが融合したような感覚で楽しむことができます。
「SpazioGames」は、「新しいキャリアモードはシミュレーションの壁を打ち破りました。」として、82点をつけています。
「FIFA21 RMT」は長く続いているシリーズということもあり、たしかに前作よりも進化している部分があるとは言え、マンネリ感を覚えるファンも少なからず存在します。
ライバルである「ウイニングイレブン」シリーズはゲームエンジンの刷新のため、「2021」を前年のアップデート版として発売する決断を下しましたが、FIFAシリーズにも大きな変化や改善を求める声が見られました。
「Jeuxvideo.com」は、「すべての品質を失うことなくゲームプレイの欠陥を修正するのに苦労しており、大胆な更新や新しい作品を待つ必要がある。」として、68点をつけています。
「FIFA21 RMT」は、毎年発売される人気シリーズであるがゆえの評価になった印象があります。
アクション面やシミュレーションなどでの進化が評価されているものの、それだけでは物足りないと感じるレビュワーも少なからずいました。