2018年に韓国でサービスインしたPC向けMMORPG「LOST ARK」。同国内で数々の賞を総なめにし,またたく間に人気MMORPGタイトルの1つとなった本作が,ゲームオンにより日本オープンサービスを2020年9月23日にスタートした。【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】
2020年7月に実施されたクローズドβテスト(以下,CBT)では5万人近くのプレイヤーが集まり,その後のオープンサービスに向けた事前登録者数は10万人を超えるなど,期待の高さをうかがわせた本作。満を持してのサービスインは,盛り上がりを見るに順調そうだが,運営側としてはどう感じているのだろうか。【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】
今回,LOST ARK日本運営プロデューサーである嶋田真人氏に,現在のLOST ARKの状況や,運営したことで分かった課題などについて聞いた。すでに発表されているロードマップの詳細や,2021年のアップデートについての話も聞けたので,LOST ARKプレイヤーはぜひ一読してほしい
MMORPGの市場は勢いが少し落ちているので,盛り上がりは少ないのではと思っていたのですが,非常に盛り上がっていて驚いています。「初めてMMORPGをやった」とか「PCゲームのMMORPGを初めて触った」という声が結構あり,コンシューマゲームに慣れている方や,ほかでゲームをされていた方も,LOST ARKを遊んでくださっていると感じています。
あくまで私見ですが「懐かしさ」をアピールできたのが大きいと思っています。名作が多いRPGの面白さ,いま風に言えばエモさをCM動画で喚起させ,さらに天野喜孝先生のイラストでファンタジー感を押し出したことで,うまくアピールできたのではないでしょうか。【ロストアーク RMT| LOST ARK RMT】
懐かしさと言えば,LOST ARKはクラシックなMMORPGを今の技術で構築し,さらに多彩な演出をてんこ盛りにしたという印象です。そんなクラシカルさが,いまのプレイヤーに刺さったというのは不思議な感じがします。