ArcheAge RMT
プレイを始めてすぐ,傍らにいるNPCに話しかけると,“先へ進め”というクエストがもらえた。目の前に橋があるので渡ろうとすると……いきなり橋が遠くからの爆撃を受けて落ちてしまう。これは,「今は敵からの攻撃を受けているところである」という演出のようだ。本作では勢力同士でのPvPが可能であり,一般的なフィールドにおいてもPvPが発生するという。
画面の左上には,各勢力の力関係を示すゲージがあり,プレイヤー達が戦い合うことでこの勢力の優勢/劣勢のゲージに変化が現れていくのだ。
橋の下の川というか池というか,そこに落ちてしまったので,とりあえず地上に上がらなければならない。すぐ横を見ると絡まったツタが壁面に生い茂っており,プレイヤーキャラクターは,このツタを足がかりによじ登っていくのだ。個人的には「EverQuest II」のクライミングを思い出したが,このようなクライミング要素があるということは,ほかのゾーンにもこれを使った仕掛けがあるに違いない。
登り切って先に進むと,クエスト報告NPCがいた。報告が終わると報酬として,なんと白い馬がもらえたではないか。本作には騎乗用の動物なども用意され,馬には1人で乗る以外に,ほかの人の馬の後ろに乗せてもらうことも出来る。
さらに,馬は次第にスキルを覚えていき,やがては馬上から攻撃できるようになったり,後ろ足でキックができるようになったりしていくとのことだ。PvPでは,馬に乗った大勢のPC同士での大規模な騎馬戦も楽しめるという。
馬と共にもう一つクエストまでもらってしまった。それは,2体の敵を倒せというものだ。敵はすぐ近くにいたので,さっそく戦闘開始。
本作の戦闘は,敵をターゲットしてホットキーでスキルを使用していくタイプのもので,MMOとしてはスタンダードなタイプだ。プレイしたのは弓を使うキャラクターで,単射/連射のスキルのほか,敵を大きな水泡にくるんで浮かべ,身動きがとれないようにしてしまうといったものもある。戦闘のペースはスピーディ,という印象だ。
クラスについて聞いてみたところ,本作にはいわゆるクラスは存在しないという。プレイヤーはゲーム中に10種類用意された能力から,3つを選択して自分のキャラクターを作ることになる。能力には「野生」「使命」「幻術」などがあり,これらは順に一般的な作品で言うところの「アーチャー」「盗賊」「イリュージョニスト」の能力に相当する。なるほど,ハイブリッドクラスを自由に作り上げられる,みたいな感覚なのだろう。