大きな特徴の一つである,「船」関連の操作を体験した。
このテストプレイでは,港(造船所か?)のようなところに出向いて,作業台のようなものをクリックすることで,自分の船が作れた。結構大きな船で,順を追って船が完成していく様子が確認できる。実際のプレイで船を作成するには,非常に多くのお金や材料が必要になるらしい。個人所有も可能だが,おそらくはギルド単位での所有になるのだろう。
船が完成すると,ザザーっと海に向かって進水する様子が見られる。苦労してお金や材料を集めて作ったものなら,この瞬間の喜びはひとしおだろう。その後,船はいったん目の前から消え,インベントリ内に現れた。これを使うと,好きなところに自由に船を浮かべられるようだ。もちろん,すぐに海に浮かべてみた。
ArcheAge RMT
船では,帆を上げたり下げたり,側面の大砲で砲撃したりといろいろなことができる。もちろん,操縦も可能だ。もっとも,船をスムーズに運用するには,複数のプレイヤーが役割分担をしつつ,操作する必要があるとのこと。
船を使ったPvPも行え,たくさんの船が集まれば艦隊戦となる。そんな状況下で,敵が近づいたら操舵輪から離れて,舷側の大砲のところに行って……なんてことは一人ではやっていられないだろう。
この船で敵のテリトリーへ行くことができるという説明だったので,さっそく行ってみる。
「敵国」というから,かなり遠いのかと思ったら,すぐそこに見える岬の裏側という感じだった。これはG-Star用のバージョンだからで,実際のゲームではもっと遠いところらしい。
敵の街に近づくと,港を守る壁のようなものが見える。砲撃ができるので,隣の試遊台にいた味方プレイヤーと同じ場所をずっと撃っていたら,やがて壁が壊れた,本作にはそのような「オブジェクト破壊」の要素もあるようだ。
試遊台にはもちろん,敵対勢力でプレイしている人もおり,ほどなく敵方の船がやってきた。船同士の戦いだ。がんばって大砲を撃っていたのだが,あえなくこちらの船は撃沈した。負けたのは残念だが,船は沈められても完全にロストすることはなく,修理が可能とのことだ。